このレシピについて
ココナッツミルク缶を冷やしておくと、脂肪分と水分が分離して、
上層部に濃厚なココナッツクリーム(ココナッツバター)がとれるんですよ。
それを室温で練ればあっという間に「動物性不使用」のココナッツホイップの出来上がり。
スコーンにぬったり、ケーキにトッピングしたり、
ココナッツホイップは低脂肪であっさりしているので、
ヘルシーなおやつ時間に大活躍します。
家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。
コツ・ポイント
■ココナッツバターは、牛乳から作るバターよりもカロリー・脂肪分ともに半分以下、その代わりに食物繊維と植物性たんぱく質がたっぷりです。
ココナッツの脂肪分の多くは中鎖脂肪酸なのでエネルギーになりやすく、体脂肪として蓄積されにくいそうです。
材料
作り方
乳化剤の添加されたココナッツミルクだと乳脂肪が分離しないので、必ず乳化剤の表示がないものを選んでください。
ココナッツミルク缶を冷蔵庫で一晩冷やす。
開封すると固形分と水分が分離しています。
固形部分をスプーンで取り出します。
ハチミツと塩を混ぜてパンやスコーンに塗ったり、バターの代わりにパンを焼いたり、色々と使えます。
生クリームの代わりにも。
パンケーキにたっぷりぬって。
ココナッツオイルのような「油」ではなく、ミルキーなクリームに近い感じです。
【ココナッツホイップ】
2のココナッツバターを常温に少し出してから練ると、ホイップクリームに変身。
動物性フリーです。
ブルーベリーカップケーキにココナッツホイップクリームをトッピング。
生クリームよりもあっさりしていて、胃もたれしません。
手作りプリンやパフェのトッピングにも。
ココナッツホイップクリームは温かいと溶けてしまうので、冷たいデザート向きです。
手作りコーヒーゼリーに、少し柔らかくしたココナッツクリームをたっぷりと。
とーっても合いますよ!
分離して残ったココナッツジュースのほうも捨てないで。ミルクの代わりとしてお菓子・パン作り、カレーなど料理にも使えますよ。