このレシピについて
かぼちゃの煮物って、簡単なようで難しいと思った事ありませんか?
つい調味料を足して水っぽくなってしまったり、煮崩れたり。
では、基本中の基本に戻ってみましょう!
かぼちゃの煮物にはだし汁も、酒も、入れません。
塩だけでかぼちゃの甘味を最大限に引き出す「塩煮」です。
かぼちゃ自身の水分で煮るので、砂糖やみりんを入れなくてもかぼちゃが驚くほど甘く、濃く、ほっくりと炊きあがりますよ!
家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。
コツ・ポイント
5分蒸らし時間をつくると、かぼちゃがしっとりと仕上がります。
ほくほくの食感が好きな方は、蒸らし無しでOKです。
お好きな炊き加減を見つけてみてください。
材料
(作りやすい分量)作り方
かぼちゃを適当な大きさに切り、かぼちゃの量に対して「ちょうど良い」大きさの厚手鍋に入れる。(←これがけっこう大事※)
※鍋に隙間があいてしまったり、逆にかぼちゃが多くて重なりすぎてしまうと、火の通りが均一にならない。厚手鍋がおすすめです。
かぼちゃに塩をふり、ふたをしてそのまま10分ほどおく。
するとカボチャが汗をかいてくるので、この水分でカボチャを煮る。
厚手鍋や無水鍋でない場合は水分が飛びやすいので、かぼちゃに水を大さじ1〜2ふりかけてから、ふたをし、鍋を火にかける。
煮たってきたら弱火にし、そのまま13〜15分かぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
水分がなくなりホクホクになったら火を止め、5分ほど蒸らして完成。
好みでバターを落として、かぼちゃと馴染ませても美味。
※かぼちゃやにんじんやほうれん草などの脂溶性βカロチンは、油と合わせると吸収率が格段に上がります。
【甘めバージョン】
水大さじ1、みりん大さじ1、醤油小さじ2をふりかけてから火にかけ、同じ様に煮ます。
ご飯がすすむ味。
塩だけで味つけしてあるので、
余ったらお菓子作りやポタージュスープやコロッケなど、いろいろな用途に使い回せますよ。
たくさん作って塩味に飽きたら、すりごまと醤油少々を混ぜて「胡麻和え風」に味を変えることもできます。
なめらかにマッシュして、豆腐マヨネーズやピーナッツバターなどを混ぜてかぼちゃサラダにアレンジ。
パンにはさむと美味しい!