いちごソース。

このレシピについて

砂糖はたった大さじ3だけ。
葛粉の力を使ってスピーディに仕上げるので、
いちごの鮮やかな色がしっかり残り、
フレッシュな果肉の美味しさを楽しめます。

ポイントは冷凍いちごやブルーベリーを使うこと、
解凍する際に細胞壁が崩れることで、
色よくフレッシュな風味が出ます。

アイスクリームやヨーグルトにかければ、もう幸せ。

“もりくみこ”
もりくみこ

家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。

コツ・ポイント

■冷凍→解凍することで果実の細胞壁が壊れ、味が短時間で染みやすくなるだけでなく、ポリフェノール等の栄養の吸収も良くなります。
■ビンのふたを逆さにするのは、熱でふたを殺菌するため。
煮沸消毒した保存びんを使う場合は逆さにしなくてもOKです。

材料


・お好きなベリー類(いちごやブルーベリーなど)(冷凍する)…200g
・好みの甘味料(きび砂糖やメープルシロップなど)…大さじ3
・バニラエッセンス(またはエキストラクト)… 適量
・レモン汁…小さじ1
・くず粉(またはコーンスターチ)…小さじ2(ブルーベリーの場合は小さじ1)

作り方

いちご(orブルーベリー)は前日に冷凍しておく。
※冷凍することで果実の細胞壁を壊し、短時間で味を染みこみやすくします。

小鍋に冷凍したいちご(orブルーベリー)を入れ、砂糖・レモン汁を全体にまぶし、そのまま30分ほど放置して解凍する。

いちごソース。

いちごが解凍されると砂糖が馴染み、たっぷり水分が出できます。
そこにくず粉をまぶし、くず粉を溶かすように全体を混ぜる。

(注)ブルーベリーはペクチンの含有量が多いので、いちごより固まりやすくなります。
なのでくず粉は小さじ1でOK。

くず粉のダマがなくなったら鍋を中火にかける(木ベラで混ぜながら加熱する)。
一煮立ちしたら弱火にする。

いちごソース。

弱火のまま、木ベラで常に混ぜながら果肉がやわらかくなるまで5分ほど加熱する。
固くなりすぎるようなら水を少々足して調整する。

煮汁が透き通り、好みのとろみに煮詰まったらOK。
熱いうちにビンいっぱいまで入れ、ふたをする(熱いのでミトン必須です!)

完全に冷めたらビンの中が真空状態になり、長期保存が可能になります。
冷蔵庫で3ヶ月保存可能。
※写真はブルーベリー。

ビンのふたが少しへこんでいれば、中が真空になっている証拠。長期保存できます。
開封後はなるべく早めに食べきりましょう。

いちごソース。

チーズケーキのトッピングやヨーグルトにかけて。
バニラアイスにかければ手作りの「サンデー」に。

いちごソース。

ブルーベリーで作ったソースでベリーアイス。
甘酸っぱくて美味しい。

いちごソース。

パンケーキにたっぷりかけて。
ジャムより甘さ控えめなのであっさり、とろとろ。そしてフレッシュな美味しさ。

いちごソース。

パイシートでブルーベリーソースを包んでオーブンで焼けば、外はサクサク、中はとろ〜りブルーベリーパイの完成。

いちごソース。

火を使わずに作れるひんやりヨーグルトレアチーズケーキの作り方は、こちらを参照。