バーニャカウダ

このレシピについて

「バーニャ(=ソース)」「カウダ(=熱い)」。
イタリアを代表的する冬の鍋料理です。
基本食材はそれだけですよ。

クリーミーで、ヘルシーで、食べ飽きない。
生野菜がた〜っぷり食べられます。

私流のバーニャカウダソースは、
5分で作れちゃいます。

にんにくを牛乳で煮ません。
アンチョビも大量に必要ありません。
でも、野菜をつまむ手が止まらなくなるくらい美味。
お店で食べるのと変わらないかも。

多めに作って長期保存も可能。

ぜひこのために美味しい「旬の冬野菜」をゲットしてください。
寒気にさらされて甘みの増した冬野菜は、生で食べてもアクが少なく、味が濃い。

ぽりぽりぱりぱりよく噛んで食べているうちに、体がほんわり温まっていることに気づくでしょう。

“もりくみこ”
もりくみこ

家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。

コツ・ポイント

■日持ちするので、倍量~たくさん作ってガラス瓶に入れておけば、冷蔵庫で1ヶ月はもちます。
※保存する時は生クリームや豆乳を加えない状態で保存します。
■冷えると凝固するので、使う時にそのつど温めて、白ワインや生クリームでのばしてください。

材料

(食べきるのにちょうどよい量)
・にんにくみじん切り…2片分
・アンチョビ…4〜5切れ(好みの塩加減でどうぞ)
オリーブオイル…大さじ3
・生クリーム(牛乳や豆乳で代用可)…1/2カップ
・黒胡椒…好きなだけ
・好みの野菜(セロリ、いんげん、にんじん、白菜、じゃがいも、里芋、菊芋、ヤーコン、ブロッコリー、スナップえんどう、かぶ、大根、キャベツなど)…好きなだけ

■生クリームの代わりに豆乳で作る場合
・豆乳…1/2カップ
・白味噌(または甘口の味噌)…大さじ1
・くず粉(またはコーンスターチ)…小さじ1

作り方

小鍋に生クリーム以外の材料をすべて入れ、火にかける。
にんにくがジクジクしてきたら弱火にし、そのまま香りが立つまで煮る。

おうちでバーニャカウダ

この段階で充分美味しいですが、ここに生クリームを加えて温めながらのばし、クリーミーにします。
写真は生クリームなし。

【豆乳で作る場合】
豆乳に味噌とくず粉を加え、よく混ぜ合わせてから、アンチョビソースに少しづつ注いでいきます。

バーニャカウダ

フォンデュやアロマ用の火種があればいいですが、なければホットプレートの上に耐熱皿をのせ、とろ火で温めながらいただきます。

おうちでバーニャカウダ

多めに作ればパスタソースにもなります。
冬ならアンチョビソースとブロッコリーのパスタ、美味しいです。

おうちでバーニャカウダ

アンチョビソースでニョッキ。
ニョッキとソースを和えるだけなのに、濃厚で本格的な味!