コンソメいらずの白菜ポトフ

このレシピについて

ポトフって、コトコト煮込むイメージがありますよね。
しかもコトコト煮込んでいるうちに食材から旨味が抜けてしまい、
なんだか物足りない味になって、結局コンソメやら余計な調味料を足すことに。

このレシピは野菜の水分だけで一気に火にかけるので、煮込む必要なし。
野菜とベーコンからうまみたっぷりのスープが出るので、コンソメの素も必要なし。
味つけは塩だけ。

シンプルで野菜の旨味が生きた、本当に美味しいポトフになります。

“もりくみこ”
もりくみこ

家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。

コツ・ポイント

■一度冷ますことでグルタミン酸(うまみ)が凝縮。2日目のカレーが美味しいのと同じ効果です。

材料


塩豚(またはベーコン)薄切り…100~150g ※塩豚の作り方はこちらを参照
・玉ねぎ…1個
・ブロッコリー(小房に分ける)…1個分
・白菜(またはキャベツ)…鍋に詰められるだけたっぷりと
・好みの野菜(セロリやにんじん、かぶ、長ネギなど)…1本分
・塩…適量
・にんにく …包丁の背でつぶして1片
・粒胡椒…3~4粒
・酒または(白ワインでも◎)…お玉2杯~野菜が半分つかる程度

作り方

ポトフ

豚バラに塩まぶして冷蔵庫で寝かせるだけ、お手軽ベーコン「塩豚

◆塩豚の作り方はこちらを参照
簡単保存食、塩豚(生ベーコン)の作り方。

塩豚は味が染みやすいよう薄切りor細切りに。
薄切りベーコンならそのままで。
にんじんなど火の通りにくい野菜は乱切りに。

キャセロール鍋または厚手のステンレス鍋に、野菜をつめる。
にんにく、粒胡椒、塩少々をちらす。

野菜にふたをするような感じで、ベーコンor塩豚を並べてのせる。
最後に酒またはを注ぐ。
それから鍋を火にかけます。

※酒かはほんの少し。野菜が半分つかるか浸からないかぐらいの量でいい。
野菜から出るスープだけで煮るので濃厚な仕上がりに。

蓋をして最初は中火で。
野菜が煮立ってきたら弱火にして10分ほど煮込む。
煮こぼれそうならフタを少しずらして煮る。

10分煮て、野菜がしんなりしてきたら火を止める。
ふたをしたまま、鍋をバスタオルやセーターなどで包んで保温する。

あとは余熱でじんわり火を通します。
3時間ほどでだいぶ粗熱が取れたら完成。
ゆっくり冷ますことでうまみ成分が凝縮します!

コンソメいらずの白菜ポトフ

食べる直前に温め治したら、味をみて塩で味つけ。
うま味が濃縮したお味。
出かける前や前日の晩に仕込んでおくといいですよ。

備考

コンソメを入れると全部がコンソメ味になり飽きるし、本来の肉や野菜の味が分からなくなる。
本来はコンソメの素は入れません。