このレシピについて
マリネして、ゆっくり煮る。調理はそれだけ。
特別な日のディナーに赤ワインを丸1本使った、スプーンで切れるお肉をどうぞ。
赤ワイン、梅干し、お酢の3つの酸の力でお肉がホロっと柔らかい。煮込むと酸味は飛んで、甘みだけが残ります。
素材からの栄養がスープにしっかり溶け込んで、みんなが笑顔になる美味しさです。
出来上がるまでのんびり、のんびり待ちましょう。
家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。
コツ・ポイント
■マリネから冷まして完成まで丸2日かかりますが、どの工程も基本は放っておくだけなので単純・簡単です。
■梅干しとお酢のWの酸の力でお肉がホロっと柔らかくなります。
■にんじん以外にも、ブツ切りにしたれんこんやごぼう等を入れても合いますよ。
材料
(4人分)作り方
※脂身の多い豚バラ肉や、牛バラ肉のブロックを使う場合は、最初にたっぷりの湯でサッとゆでて油抜きをしてください。
牛肉は大きくぶつ切りにして、マリネ材料と一緒に保存容器に入れ、赤ワインを肉がひたひたにつかるまで注いで冷蔵庫に一晩おく。
翌日肉の水けをふき、小麦粉をまぶし、少量の油をひいたフライパンでこんがり焼き目をつける。
ここでだいぶ脂が落ちます。
肉の脂を切ったら、残ったマリネ液・具・★の材料をすべて鍋に入れ、残りのワイン全量を注ぎ、火にかける。
完全に沸騰したらアクをとって弱火にし、そのまま1時間ほど煮込む。
(圧力鍋の場合は加圧後25〜30分煮込む)
半分に切った玉ねぎとにんじんを入れ、再び中火にする。
煮立ったら弱火に戻し、野菜が柔らかくなるまで30分ほど煮込む。
火を止めたら鍋をセーターかバスタオルで包み、完全に冷めるまでそのまま放置して、余熱でゆっくり味を含ませる。
翌日、お肉と玉ねぎがトロッと柔らかくなっています。鍋を温め直して、味をみて必要であれば塩・胡椒で調味して出来上がり。
一度冷ますことでうま味成分が凝縮し、2日目のカレーのように美味しくなります。
出来上がるまで、のんびり待ちましょう。