このレシピについて
コンフィはフランスの伝統的な調理法で、要は「低温オイル煮」です。
低温オイル煮は高温加熱をしないので、タンパク質の変質が抑えられ、
空気に触れないよう油で保存するので、食材の酸化を防ぎ、長期保存がききます。
私はレバーを使った料理とえばはこれ!というくらいコンフィが大好きで、
レバーが苦手な人にもまずはこのコンフィを作ってあげます。
そうすると、だいたいの方は「これなら食べられる!」と喜んでくれます。
オイルで煮たレバーはほろほろしっとりと柔らかくなって、
とっても美味しい!
残ったオイルももちろん美味しい!
赤ワインに合います。
家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。
コツ・ポイント
コンフィ(低温オイル煮)はフランスの昔ながらの調理法です。
タンパク質の劣化が少なく、焼いたり炒めたりするよりも、意外とさっぱり食べられます。
残ったオイルにもビタミンAやD、鉄分などがたっぷり移っているので、余さず食べましょう。
材料
作り方
レバーは冷水で洗って臭みをとり、食べやすい大きさに切ります。
にんにくは半分に切り、包丁の背でつぶす。
16〜18cmぐらいの小鍋やフライパン等にレバー、にんにく、ローリエ、鷹の爪を入れ、油をレバーが浸かる位ひたひたに注ぐ。
全体に塩をふり、鍋をごくごく弱火にかける。
油がグツグツしないように低温を保ちながら、火が通るまで10~20分加熱する。
竹串をさしてみて、赤い汁が出てこなければ出来上がりの合図。
煮立つまで加熱すると身が硬くなるので注意。
火を止めてふたをし、そのまま冷めるまでおく。完成。
保存容器やビンに油ごと入れ、2週間冷蔵保存可能。
バゲットを添えて、うまみが移った美味しいオイルと一緒にいただきます。
残ったオイルをパスタを絡めても最高に美味しいです。
レバーが苦手な人でも「これなら食べられる!」と好評です。
子供は砂肝やハツで作ってあげると喜びますよ。
レバーのコンフィをオイルごと使って、レバーとそら豆のパスタです。
塩茹でした空豆とレバーのコンフィをパスタに和えるだけです。