このレシピについて
母から受け継いだ、おいしいおいしい赤ワイン仕立ての渋皮煮の作り方です。
しっかり味の染み込んだくりがねっとり、まろやかで、なんとも贅沢な味。
通常の渋皮煮より甘さ控えめに仕上げてあります。
日持ちするので、少しづつ楽しみたい秋の恵みですね。
栗にはビタミンCやビタミンB群や食物繊維がたっぷり含まれていて、
人間が狩猟採集生活をしていた大昔から、冬にむけて体の滋養を蓄えるための大切な食料。
山の恵みをありがたく、おいしくいただきましょう。
家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。
コツ・ポイント
■砂糖は甘さ控えめの分量です。
こっくり甘くしたい場合は砂糖1.5カップでもいいと思います。糖度が高いほど日持ちします。
■赤ワインはコクのあるものほど濃厚な味わいに。
■残ったシロップはバニラアイスにかけたり、お菓子作りに活用を。
材料
(作りやすい分量)作り方
栗をボウルに入れ、熱湯をたっぷり注ぎ、完全に冷めたら鬼皮(固い表面の皮)をむく。 ※渋皮はなるべく傷つけないようにつけたままにしておく。
厚手の鍋に栗と重層を入れ、栗が完全にかぶるまで水を注ぎ火にかける。 沸騰したら10分ほど煮て湯を捨てる。
栗を鍋に戻し、2〜3の手順をもう一度繰り返す
再度湯を捨て、栗を新しい水に浸す。
流水をかけながら渋皮についた余分なスジや毛を手で取り除く。(つるりと簡単にとれます)
栗の重曹を抜くため、栗を新しい水に浸し、そのまま半日おく。
栗を鍋に戻し入れ、赤ワインを注ぎ、栗がかぶるくらいの水と砂糖を入れて火にかける。 沸騰したら弱火で20〜30分ほど煮る。
栗が柔らかくなったらラム酒を加え、ふたをし、鍋をタオルやセーターでくるみ、そのまま一晩おいて、余熱で味を含ませる。
栗が完全に冷めたら完成。
保存容器に入れ、2〜3日味を含ませて食べ頃になります。冷蔵庫で1ヶ月保存可能。
砂糖を増やして糖度を高くすれば、冷蔵で2ヶ月は持ちます。冷凍もできます。