このレシピについて
豚肉に塩をまぶすして寝かせるだけで出来る「生ベーコン」。
イタリアではパンチェッタ、沖縄ではスーチキーといい、長寿の島の保存食でもあります。
塩漬けした肉は日が経つにつれて旨味が凝縮していくので、
長く寝かせたものは、スープや煮込み料理の味だしとして使うと最後まで美味しく食べられますよ。
家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。
コツ・ポイント
■早くベーコンにしたい場合は、ラップをせずにキッチンペーパーに包むだけでバットにのせて、冷蔵庫に寝かしておきます。
材料
(作りやすい分量)作り方
豚肉全体に塩、好みでにんにくをこすりつける。
あればローズマリーをまわりにくっつける。
キッチンペーパーを巻いてラップで包む、またはジップロックに入れる。
冷蔵庫に入れて丸一日待つ!
翌日から食べられます。
1〜2日おきに紙タオルを取り替える。冷蔵庫で10日間保存可能。
長く保存したものは、自然に生ベーコンになります。
水に30分〜1時間ほどつけて塩抜きした後、オーブンで焼いてみました。
ジューシーで美味しい。
カルボナーラにも使えます。
たっぷりの湯で塩豚をごく弱火で20分ほどゆでて塩抜きすれば、さっぱり美味しいゆで豚に。
スライスして焼いて食べると絶品!
ゆで終わったスープはうまみたっぷりのビーフコンソメに。
このスープでラーメンや冷麺を作り、ゆで豚をのっければ完璧。
■少しのコツで。コンソメいらずの白菜ポトフ
塩豚を使ってうまみたっぷりのポトフ。
味つけは塩豚のうま味だけ。コンソメなんて必要なし!
◆ポトフの作り方はこちらを参照
→少しのコツで。コンソメいらずの白菜ポトフ。
【塩抜きせずに焼きたい場合】
塩を小さじ1/2に減らして一晩おく。塩分が行き渡り、肉の味が凝縮するので味つけは必要なし。
【オーブン焼き】
沸騰した湯でサッとゆでこぼした後、耐熱皿にのせ、アルミホイルをかぶせて200℃のオーブンで30分焼く。