このレシピについて
現地のおばあに聞いた、ちんすこうの作り方です。
材料は粉、きび砂糖、塩、ラード。
これだけ。
今回は酸化に強いココナッツオイルを使用しています。
にっぽんの小麦と、きび砂糖と、自然塩でつくる手作りちんすこう。
体にシンプルなおやつは、
他のどんなスイーツより、食べ飽きない。
自分の子供が将来、結婚して、
また家族ができて、
またおやつを食べるようになったら、
きっと作ってほしいな。
そんなおやつです。
家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。
コツ・ポイント
本来ちんすこうは植物油脂ではなく、酸化・加熱に強いラードを使いますが、今回はラードやバターと同じく酸化に強いココナッツオイルを使用しています。
菜種油やオリーブ油など植物油は酸化しやすいので、食べきれない分は冷凍保存しておくとよいですよ。
材料
・薄力粉(米粉や全粒粉でもOK)…100g
・好みの油(本当のちんすこうはラードを使いますが、植物油でも作れます。バターやココナッツオイルを使う場合は溶かしておきます)…50g
・きび砂糖(または黒糖)…40〜50g
・自然塩…ふたつまみ
・※砂糖の量は40〜50gの間で調整可能です。砂糖40gでもじゅうぶん甘いです
作り方
ボウルにきび砂糖・油・塩を入れてスプーンで混ぜる。
そこに薄力粉を加え、ひとまとめにする。
※水分の入らない生地なので最初はボソボソしてまとめづらく感じますが、だんだん油と粉がなじんで、しっとりまとまってきます。
親指サイズに成形し、170度に予熱したオーブンで20分焼く。
オーブンから良い香りが漂ってきたら焼き上がりの合図です。
焼いたばかりは柔らかく崩れやすいので、天板の上で完全に冷ます。(冷めると固くなります)
独特のひび割れが入れば完璧。
棒状に伸ばして包丁で切って焼いてもOK。
砂糖を減らしてパルメザンチーズを混ぜると、まさにカロリー◯イト!
バター50g、きび砂糖30g、バニラオイル数滴でウォーカーのショートブレッド風。
きび砂糖→メープルシロップでも美味!